ありがとう、すしでん
地元の宝が
またひとつひっそりと消えてしまった。
海なし県の群馬にこんなにおいしい寿司屋があること
そして、地元の駅ビルに入っていることが密かな自慢だった。
喪失感が大きすぎて、一瞬
出会わない方がよかったのかもと思ったけれど
それでもやっぱり出会えてよかった
あの暖簾をくぐれた私は幸せ者だ。
近くの大きな幸せに気づかずに人生を終えることもある
それに気づくか気づかないかはその時の縁だったりもするんだろうけど
自分が大切にしていきたいものは
ちゃんと自分で守らなきゃだなって思う。
変わりゆく駅の中で、長きにわたりおつかれさまでした。
そして、美味しさを超える豊かさをありがとうございました。
(とんこ)