昨日のつづき
ずっとモヤモヤしていた
「コロナに負けるな」
「コロナ戦争」などの言葉
また猪の話になるけど
畑を荒らされて困っている農家さんであれば
電柵を張ったり、捕獲を頼んだりするかもしれない。
でも、それだと根本的な解決にはならない。
猪がどうして街まで下りてくるようになったのか?
その理由を考え、改善しない限り
毎年同じことに頭を悩まされるんだと思う。
コロナも一緒で
今はマスクの着用、手洗いや除菌の徹底
密や移動を避けることでなんとなく防げるかもしれない。
薬が開発されれば元通りの生活になるかもしれない。
でもやっぱり、なぜコロナが蔓延したのか?
その理由を考え、根本を解決しない限り
また同じようなことが繰り返されるんじゃないかなと思う。
テレビでは繰り返し「新しい生活様式」を唱えていて
まるで、みんなが生活行動を変えれば大丈夫ですよという雰囲気があるけれど
正直、無茶苦茶だと思う。そこに喜びはあるのかと思う。
雑な言い方だけど、 今までは何も考えずに生きてこられたかもしれない。
でも、これからはそれじゃたぶん生きていけない。
ただ生きることならできる。でも、やっぱりそこに喜びを感じたい。
人の持つ温かさを感じて生きるために、小さくても考えていこうと思う。
(とんこ)
新しい生活様式
これからの新しい生活様式って
マスクをして
アルコール消毒をして
人と向かい合って座らないで
2m以上の距離を保つことなの?
大事な人と会うために
体調管理をして健康でいよう
好きなお店で食事をするために
惰性で店を選ぶのはやめよう
そのために真剣にお金を使おう
住んでいる場所での楽しみ方を見つけよう
今、どうしても会えない人には
心を込めて手紙を書こう
物質的に豊かになり
いろいろなものが手に入るようになって
選ぶという思考が停止して
食事に行くのも
たまの贅沢から
手抜きの手段になって
深く考えなくてもそこそこ幸せで
自分と子供の世代くらいはなんとか生き延びられそう…
たとえコロナ問題が終息したって
同じような脅威はたぶんやってくると思う
その時にまた家に籠り
できるだけ人に会わずに生活するのか
もうきっと気づいているはず
人はそんな風には生きられないし
それじゃ幸せになれないこと
良くも悪くも人は環境に適応する
だから新しい生活様式は幸せに向かっていて欲しい
我慢していれば治まるだろうという楽観的な考えを捨て
共存という道を考えたい
(とんこ)
ヒトジチ
今回のコロナウィルス
大きな自粛の波が広がり
経済活動に影響が出ている
それは自分の行動によって
最悪、誰かが死ぬかもしれないということ
美味しいもの食べて死ねたら本望だよ、とか
どうせ死ぬなら笑いあって皆で酒でも飲んで死にたい、とか
いやいや、経済回さなきゃでしょ、とか
自分事なら覚悟を決められるかもしれない。
でも、その行動によって苦しむのが
自分以外の誰かかもしれない。
もう何年も
人は自分のために生きてきて
今、自分以外のものを人質に取られてる
その中で
知恵を出して工夫して
大切なものを守ろうとしている
立ち返る時なのかもしれない
(とんこ)
今日の📸:2月、上野村役場前の川